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精神科の看護師の業務内容

精神科には、幻覚や妄想、意欲低下や感情が鈍くなる症状を持ち、生活が困難になった統合失調症の患者をはじめ、うつ病・躁病、認知症、アルコール依存症などの様々な精神疾患を抱えた幅広い年齢の患者がやってきます。

ストレス社会で不安を抱える患者をケア

精神科で働く看護師は、患者の心身の不調を看護するとともに、疾患を持つことによる日常生活の影響や、社会的な影響なども考慮しながら、患者との信頼関係を築くことが求められます。

精神科の看護が難しいのは、患者本人ができることも看護師が援助をしてしまうと、患者の力や自信を奪うことになりかねないということです。患者が行えることについては、その点をしっかりと言葉で伝え、自信を持ってもらうことも「看護」の一つの形であることを理解する必要があります。

家族や周囲の人になかなか理解してもらえない疾患が多く、心を閉ざしがちな患者も多いことにくわえ、医師、薬剤師、臨床心理士、精神保健福祉士、作業療法士などの職種とともに患者の入退院や地域生活を考えていくことが求められるため、高いコミュニケーション能力が求められます。

長引く不況の影響により、年功序列や終身雇用制度の崩壊、増加する非正規労働者など労働者を取り巻く環境は大きく変化しています。その結果、人間関係などのストレスで精神的な疾患を抱える人が増えており、さらに本格的な高齢化社会の到来により認知症患者も増加しています。

そんな状況のなか精神科におけるスペシャリストへのニーズも年々高まっており、医療機関では精神科で働く看護師 募集が活発になっています。また、働きながら認定看護師や臨床心理士を目指す看護師も増えいます。

精神科は患者の容態が急変することは少ないため就業時間が比較的安定しており、残業が少ないのが特徴です。そのため子供がまだ小さいため育児から手が離せないママさんナースが働きやすい診療科といえるでしょう。

精神に傷を抱えた患者を優しく思いやる気持ちと高いコミュニケーション能力が求められるため、そのことが職場の人間関係にもプラスの作用をもたらすのか、職場の人間関係が良好なところが多いのも精神科で働くメリットといえるでしょう。